墓地のいろいろ
一般に、「墓地」と呼ばれている場所は、大きく二つに分けることができます。
まず、お手らに所属している寺院墓地。そして、国から許可を受けた団体が運営する霊園墓地です。霊園墓地は、公営か民営かによってさらに二つに分けられます。 俺ぞレの特徴を、簡単に記しておきましょう。
●寺院墓地
伝統的な檀家制度から生まれました。境内の敷地不足から、最近では郊外に墓地を求めるお寺もでてきました。お寺の管理下にあるので、法要の折にも安心です。
●公営霊園
地方自治体などが運営しています。宗教・宗派の制度もありません。費用が安いため人気があり、抽選がほとんどです。敷地・墓石に制限がある場合もあります。
●民営霊園
民間企業が運営をしています。宗教・宗派の制限も、敷地・墓石の制限もありません。ローン制度を採用している霊園がほとんどです。
墓地の土地は買えない!?
よく「墓地を買う。」といいますが、一般の不動産とは違い、墓地の土地には個人の所有権は認められていません。「墓地を買う。」といった場合、 私たちは、土地そのものの所有権を買うのではなく、土地の使用権を買うのです。代々受け継ぐことのできる使用権のことを「永代使用権」といい、そのための 料金のことを「永代使用料」といいます。